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団体の声
おもいやりカンパニー
津ノ井美晴さん(代表)

「まずは話だけ」で始めたハマボノ、 成果物のウェブサイトは今では名刺代わりに

参加のきっかけは、「プロボノというのがある」という区役所からのお声がけでした。プロボノは何となく聞いたことがある程度でよくわかりませんでしたが、横浜市が関わっているなら悪い話ではないだろうと思って、安心して参加しました。

 

ウェブサイトを作るプロジェクトでしたが、思いがけない収穫もありました。プロジェクト中のヒアリングです。ヒアリングでは、プロジェクト成果物を制作する過程で、団体の活動内容や思いを詳細に聞いてくれます。プロボノチームの皆さんには普段なじみのないNPOという活動にも、共感しながら聞いていただけたのは新鮮でした。そしてこのヒアリングが私たち団体にとっても、あらためてスタッフメンバーの活動への思いを聞く機会にもなりました。高齢者寄りの方、子ども寄りの方、それぞれスタッフの活動への関心分野にも温度差があることがわかったのは、予想外の成果でした。

 

最終成果物であるウェブサイトは、活動内容や活動スペースの雰囲気が伝わるサイトとなりました。助成金の申請などでもURLを堂々と書けます。また、以前は主にLineを使って知り合い経由で利用者を広げていましたが、今では、ウェブサイトを見たという新規の利用者さんや、問い合わせも来るようになりました。仕事をリタイアされた男性からは、自分にも何かできることはないかと、ボランティア希望の問い合わせもいただきました。その方には、今ではボランティアスタッフとして活動に参加してもらっています。

 

常に、まずは聞いてみる、やってみるという姿勢でいます。困っていることを、区役所やケアプラザに聞いてみると、情報をいただけたり、気にしてくださったりします。今回も、ウェブサイトを作りたいと以前から話していたことが、ハマボノの紹介につながりました。

実際に参加して、プロボノは、成果物を作ってもらうだけではなく、活動を知ってもらう良いきっかけにもなると思いました。このような機会を利用しない手はないと思います。

 

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