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コーディネーターの声
阿久和地域ケアプラザ 生活支援コーディネーター     齊藤 恭子さん

「人と人をつなぐ」地域と企業人の橋渡しを経験

見守り配食グループ わっかは、地域の75歳以上の独居の方にお弁当の配食をする活動をしています。小さなマニュアルや書類はたくさんありましたが、これを読めばわかるという運営マニュアルがほしいという声がありました。団体立ち上げから関わる自分が作ると自分本位のマニュアルになる、情報が多くなりすぎると思い、あえて外部の人に作ってもらうと良いと思っていました。そんなときにハマボノを知り、団体を推薦しました。

 

推薦はしたものの、活動を知らない人が運営マニュアルを作ることへの不安が、私にも団体にもスタート当初はありました。ですが、プロボノチームとの顔合わせのミーティングで、お互いに分かり合おうとするやりとりを見て、不安は消え、楽しいことが始まるという期待感に変わりました。お互いに歩み寄っていい関係を築き上げていく姿は、まさに地域包括ケアだと思い、感動したのを覚えています。

 

プロジェクト中は、プロボノチームと団体との連絡の間に入り、プロジェクトの動きは常に把握していましたので、進捗がよくわかり、心配することなく、楽しく関わることができました。また、私自身、企業の方の仕事の仕方から学ぶことも多く、いい刺激をもらいました。

 

成果物にはもちろん、団体も私もとても満足しています。

当たり前のように使っていた、配食、民生委員、地区社協などの言葉が、地域活動をしていない人には伝わらないとわかったことも、今後の業務に活かせるという思いがけない成果でした。

わっかのボランティアや活動者の声もたくさん含んだ、活動したことがない人が読んでもわかる運営マニュアルができました。

 

コーディネーターは、人と人をつなぐのが仕事だと思っているので、プロボノワーカーと団体がつながったことは、コーディネーターの経験としてもとてもよかったと思っています。

迷っているなら思い切ってハマボノの世界に飛び込んでみるとすてきな出会いがあるかもしれません。

 

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