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団体の声
助け合いグループ「春一番」
西村末子さん(代表)

色んな人の支えがあって今がある。それに気づいた、プロボノ体験。

南区で配食サービスを23年くらいしています。2021年の後半からボランティアの方々が高齢化で辞められて、担い手が少なくなってしまったので、早急にボランティアさんの募集をしたいと思っていたところ、ケアプラザの方に紹介いただいたのがハマボノでした。

 

私たちのグループは主婦の集まりで、企業勤めの方などと話すことがあまりなかったので、プロジェクトが始まるまでは、どのように進めていくのか、私たちの想いがプロボノチームの皆さんに充分伝わるのだろうかと、不安ばかりでした。キックオフミーティングやヒアリングの時には、プロボノチームの皆さんから活動について様々な質問をいただき、とまどいと緊張のスタートでした。ですが、ケアプラザの方からの「大丈夫、何でも力になるからね」という声がけに、肩の力を抜くことができました。

 

プロジェクトが動き出すと、プロボノチームの皆さんが、まず、現場見学として調理から配達までの全工程を見てくださいました。それだけでなく、配達するまでの色々な準備作業まで実際に手伝っていただいたりもし、こちらもリラックスして、距離がとても縮まり、何でもお話していいんだなという気持ちになりました。

 

私達のグループのほとんどは70歳以上の女性で、アナログな人も多くいます。そのため、プロボノチームからのメールひとつ見ることも返事を打つことも大変な作業で、ウェブ会議なんてどうしたらいいの?とオンライン中心のコミュニケーションは大変でした(笑)。それでも、何度かやり取りをしながら、ボランティアさん募集に重点を置いて活動紹介資料を作る、という結論にたどり着くができました。また、プロジェクト中は若い方でにぎわう現場を楽しむこともできました。

 

できあがった資料には、私たちの思ったものが反映されていて、大満足のものでした。本当に感謝しています。また、これまで全く関わりがなかったにも関わらずプロボノチームの皆さんが気配りを持って寄り添ってくださったことで、私たちの活動は、自分たちだけでやっているんじゃないんだ、ボランティアさん、利用者さん、ケアプラザや社協の方など、色んな人の支援があって、沢山の方に支えられて今があると改めて感じることもできました。

 

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