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コーディネーターの声
大岡地域ケアプラザ  生活支援コーディネーター  山本千香子さん

色々な人が混ざり合うと、良いことがある!

団体のスタッフミーティングに参加した時に、「スタッフを増やしたいが、業務の教え方が難しい」「作業マニュアルのようなものがあるといい!」といった話になりました。ちょうどその頃、市からハマボノについての情報提供があり、お伝えしたことがプロジェクト実施のきっかけです。

 

「春一番」は活動も長く、日頃より関わらせていただいているので、プロジェクトを始めるにあたっての大きな不安はなかったです。しかし、団体の皆さんがプロボノなどの外部の方と関わる姿はイメージできておらず、未知の世界でした。

プロジェクト中は、団体の皆さん、プロボノワーカー、事務局との連絡調整をお手伝いしました。最初はタスクだのコンテンツだの普段使わない言葉もあり、団体の皆さんが戸惑い気味になったり、モチベーションが下がったりしていたので、励まし続けました。全体的にスピード感も違うので、支援者はこのあたりをつなぐのが一番の役割だと思います。

ですが、支援者として、大きな負担感は特になかったです。ミーティングに参加できなかった時もありましたが、後日情報共有したり、電話やメールはまめにしていました。

 

成果物は、全員が納得できるすばらしい活動紹介資料になりました。プロジェクトの中間提案や最終提案の時は団体全体で意見交換の場を設け、意見があればその場でプロボノワーカーさんが修正をしてくれました。外部の人と関わりながら、今までにないカタチで役立つもの、自分たちの負担が軽くなるものができあがり、団体のみなさんも外からの多様な意見を取り入れることについて意識が変化したのではと思います。

 

私自身も、ハマボノはとても敷居の高いイメージがありましたが、参加したら、そんなことは全然なくて、色んな経験をもつ人と出会うよい機会になったかなと思っています。成果物の恩恵だけではなくて、ゴールに至るまでの経緯で、多くのことが刺激や学びになりました。

プロボノのように、できる人が、できる時間にできることを支援するといったボランティアのカタチはこれから必要であると思うので、ハマボノで色々な人が混ざり合うと、良いことがある!!と伝えていきたいです。

 

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