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コーディネーターの声
根岸地域ケアプラザ 生活支援コーディネーター坂井真砂子さん

タスクとゴールが明確になり、何かが少しずつ動き始めた

「ソフトタウン根岸ささえあいたい」の活動は自治会において、とても大切ですが、開始して3年以上たっても利用者が増えず、担い手のみなさんの気持ちも停滞しているように感じていました。そこで、活性化に向けて外部の力を借りるのも一つの方法かと思い、2020年度にハマボノへの参加を提案しました。その年には申込みに至りませんでしたが、翌年、自治会長さんから「やってみたい」というお申し出があり、今回の参加につながりました。

 

自治会長さんが、とてもパワフルな方で、どんどん活動している方をひっぱっていっている自治会です。周囲の方がついていけるかという不安もありましたが、外部の方の支援を受けることで、団体内に化学変化が起きることを期待していました。

 

プロジェクトの途中、目指すところは同じなのに、進め方についての意見の違いがあり、混とんとする場面もありました。でも、プロボノチームの皆さんが、いつも団体に寄り添ってくださったおかげで、団体のなかでの理解が深まったように思います。私自身も、合意形成をしていくためには、そういった、ぎくしゃくするような部分も乗り越えるところが大切なのだと学びました。ちょっと気になることがあるときはハマボノの運営事務局に報告や相談をしていましたので、ひとりで困るということは全くありませんでした。

 

成果物のアンケート結果と分析はわかりやすく、タスクとゴールが明確でした。これなら、ほかの住民の皆さんにお伝えするときも「ささえあいたい」の価値、目標などが十分に伝わると思いました。
あわせて、今後の活動に役立つキャンペーンのチラシのひな形とかわら版のひな形も提案いただきました。

 

団体の皆さんが受けた刺激は大きかったと思います。何かが少しずつ動き始めたことが実感できました。外部の風が入り、団体の皆さんがご自身の活動を振り返ったり、価値や目的を見直したりすることで、自信にもつながったと思います。「ハマボノプロジェクト」への参加を迷っていたら、ぜひ参加してみることをお勧めします。

 

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