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プロジェクト紹介

助け合いグループ「春一番」

南区
助け合いグループ「春一番」
プロジェクトの種類
印刷物(ボランティア活動紹介資料)
プログラム
ハマボノ
進捗率
進捗率100
助け合いグループ「春一番」は、20年以上にわたり、毎週土曜日に夕食(お弁当)を作り、お届けしているボランティアグループです。利用対象は高齢者等、ご自身でお食事の準備が困難な方です。スタッフが利用者に連絡をし、状況に応じてケアマネジャーと情報共有・連携をするなど、地域における見守り機能も果たしています。
新型コロナウイルス感染症の影響により一時活動を休止していましたが、その際の利用者アンケートで「週一回のお弁当を楽しみにしている」「スタッフに会えるのを楽しみにしている」等の声が多く集まりました。

課題は、スタッフも高齢化しているため、スタッフ活動の効率化、若い世代を取り込むことです。活動を継続していくため新たな、特に若いスタッフを仲間に加えて、活動の効率化を図りながら、より一層、配食の活動と地域の見守り機能を強化していく必要があります。

そこで、プロボノで、配達班のボランティアの活動紹介資料の作成を支援します。活動の説明書ではなく、活動の紹介や流れ、工夫点等をわかりやすく表現し、新たにボランティアに参加する方も進め方を容易に覚えることが出来るものを目指します。
進捗状況

2021.09.11

オリエテーションを実施し、チームの初顔合わせ、チームミーティングでプロジェクト内容の確認などを行いました。次のミーティング予定を調整し、キックオフミーティングに向けた準備を進めます。

2021.10.02

プロボノチームと支援先団体との顔合わせであるキックオフミーティングを実施、団体の活動についてプロボノワーカーの皆さんが理解を深める場となりました。また、今後のプロジェクトの進め方のすり合わせをしました。

2021.10.09

Zoomでのチームミーティングを行い、キックオフで得られた情報を基に、印刷物の案の作成をスタートしました。

2021.11.06

3名で支援先を訪問し、活動を一通り見学させていただきました。20年以上続いてきた活動の意義を感じ、これからも活動が継続するためのお手伝いとなるようなプロジェクトにしたいという気持ちを高めました。

2021.11.28

中間報告を前に、団体さんへの確認事項や段取りについてチームミーティングを行いました。

2021.12.04

春一番さんに伺い、中間提案を実施しました。その際、団体さんの月一回の全体ミーティングにお邪魔して、全員からご意見を伺うことができました。改めてパンフレットの目的や、詳細を確認しました。

2022.01.29

成果提案ミーティングを支援先団体の活動場所で行いました。支援先団体から数名、支援者1名、チームからも2名が現地参加をし、残りのチームメンバーはオンライン参加となりました。和気あいあいとした雰囲気の中でのミーティングとなりました。
最終成果物であるチラシに、いくつか追加項目の提案があり、その場で対応しました。加えて、今後チラシ修正の際に団体の方がご自身で対応できるように、手順書を作成し追ってお送りすることになりました。

2022.02.01

チラシ更新の手順書を納品しました。

2022.02.02

すべての成果物の納品を確認しました。

プロジェクト成果
お弁当の配達ボランティア募集のチラシも兼ねた、団体の活動内容を分かりやすく記載したリーフレットを作成しました

新たなボランティアの方に関わっていただけるような活動紹介資料を作成することで、仲間を増やしながら活動を継続していきたいという思いから、今回のプロジェクトがスタートしました。
ヒアリングやミーティングを重ねた結果、配達班のボランティア募集を前面に出し、活動紹介も兼ねたA3サイズ両面のリーフレットを作成することとなりました。見る側の目線を取り入れ、配架スペースで「ボランティア募集中」が目立つように、チラシを兼ねた表紙を作成しました。そして、初めての人にも流れが分かるように、見開きで活動紹介を詳細に記載しました。裏表紙には、よくある質問を記載し、ボランティアに関心がある方の不安を解消できるような工夫もしています。
完成したリーフレットをまずケアプラザに置いたところ、早速ボランティアの応募があり、上々の滑り出しになりました。
このプロボノ活動でのヒアリングやミーティングは、団体の今後を考えるうえでも有益なものになりました。

(2022年2月10日時点の情報です)

プロジェクト成果の“その後”

成果物のリーレットは、主にボランティアの募集を目的としてケアプラザや南区社会福祉協議会のボランティアセンターでの配架や、ボランティア希望の方への説明の際に活動内容を紹介する資料としての活用をしています。データで納品いただいたので、用途に合わせて内容や用紙サイズを変えて活用しています。
これからボランティアを考えている方からは作業の流れが一目でわかりやすいとの声もあり、新しく活動に入っていただくきっかけになりました。
また、地域活動をつなぐ関係機関へも、活動内容や活動目的を紹介しやすくなりました。

ハマボノ参加の直接的な効果として、当初の目的だったボランティアの参加者を増やすということが実現できました。さらに、間接的な効果としては、プロボノワーカーの方たちと一緒にチラシを作っていく中で、改めて「春一番」の活動意義や大事にしていきたいところを再認識することができました。

また学生などの若い世代のメンバーも増えたことで、パソコンを利用した作業の効率化や今後の活動の継続に向けた議論も始まっています。

[2023/4/22 助け合いグループ「春一番」 西村様、大岡地域ケアプラザ 山本様へのヒアリングより/ご協力:プロボノワーカー植田さん、日向さん]

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