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プロジェクト紹介

インターネットふれあい亭

磯子区
インターネットふれあい亭
プロジェクトの種類
ジンドゥー・Wixウェブサイト
プログラム
ハマボノ
進捗率
進捗率100
2014年から活動を開始、主にシニア向けのパソコン・スマホのお困りごと相談を、年間80回程度実施しています。デジタルデバイドを解消することを目標に、様々な相談に対応します。相談内容は、パソコンやスマホを使えるようになりたい、LINEなどのSNSを教えてほしい、など様々です。最近はスマホの相談が増えましたが、どの機種のスマホでも相談に対応できるようにしています。相談に来る方は70代が最も多く、相談にのる運営スタッフも70代がメインです。また、相談に来る人をサポートする「サポーター」の養成も行っています。

ホームページを通じて、活動の紹介、スケジュールのご案内などをしているものの、更新ができるスタッフが少なく、更新の手間もかかるため、スタッフが誰でも更新作業を簡単に行える方法に変えていきたいと考えています。

また、現在は、毎回の相談会の内容は手書きで担当スタッフが記録し、有志のスタッフがエクセルにも残し、それを、会長がブログで発信しています。相談の記録は、非常に有用な情報なので、相談の記録をスタッフ間でよりスムーズに共有できるようにし、利用する方向けに、実際の困りごとから過去の相談事例を通じて、解決策を逆引きできるようなデータとしてまとめたり、パソコン機器の操作が苦手な高齢者等の方でも分かりやすく利用できるようにしたいと考えています。

そこで、今回のプロジェクトでは、ジンドゥーまたはWixでウェブサイトを作成し、情報の発信、情報の共有を充実させたいと考えています。また情報の発信だけでなく、ご相談いただいたお困りごととその回答について蓄積してきている情報も、わかりやすく見つけやすいページにします。また、高齢者のスタッフが誰でも更新できるように、更新作業のマニュアルを作成します。
進捗状況

2022.09.03

ハマボノ2022の全8チームが、オンライン開催でのオリエンテーションに参加しました。
ハマボノの流れや、横浜市におけるハマボノの意義などについてのお話のあと、チームミーティングでは、チームごとにブレイクアウトルームに分かれ、プロジェクトの進め方やプロジェクト内容の確認などを行いました。

2022.09.17

キックオフミーティングを実施しました。当初、大会場でのハマボノ全8チーム集合しての開催を予定していましたが、感染拡大予防のため、オンラインでの開催となりました。支援先団体の方と初めての顔合わせとなり、自己紹介や、団体の活動内容やプロジェクト内容、今後の進め方などについての確認を行いました。

2022.09.20

団体の活動見学に備えてチーム内で事前ミーティングを実施しました。

2022.09.24

屏風ヶ浦地域ケアプラザを訪問し、団体の活動を見学しました。

2022.09.30

チームミーティングを実施しました。

2022.10.07

チームミーティングを実施しました。

2022.10.14

チームミーティングを実施しました。

2022.10.21

チームミーティングを開催しました。中間提案に向けての検討や準備を進めています。

2022.10.28

チームミーティングを実施しました。

2022.11.04

チームミーティングを実施しました。中間提案に向けてモックやサンプルの制作も大詰めを迎えています。

2022.11.12

11/12土 中間報告の屏風ヶ浦地域ケアプラザにて第1回目の中間報告を実施しました。WEBサイトのモックアップを使って、団体の要望やリニューアル後の運用について内容の濃い議論をしました。
(マスクは集合写真の時のみ外しています。)

2022.11.18

中間報告での議論をうけて、運用マニュアルの構成などについて、チームミーティングを実施しました。

2022.11.26

中間提案(2回目)を行いました。

2022.11.29

中間提案を受けて、WEBサイトのブラッシュアップについてチームミーティングを開催しました。

2022.12.17

支援先団体活動場所を訪問し、成果提案ミーティングを実施しました。現在限定公開としているサイトについて、構成や更新の仕方をお伝えし、実際に団体の皆さんに触っていただきました。プロジェクト期間としてはまだ続きますが、使い方に慣れていただく期間を持てるよう、早いタイミングで成果提案を実施しました。1月半ばにはサイトを公開する予定となり、1月末頃までは質問にお答えするなどウェブサイト運営を伴走していく予定です。

2023.01.15

WEBサイトの運用引き継ぎミーティングを行いました。長時間にわたるミーティングでしたが、団体とプロボノチームで多岐にわたる応答を行いました。これからふれあい亭のみなさまによるWEBサイトの運用がはじまります。

2023.02.01

事後フォローを行い、プロジェクトが完了しました。

プロジェクト成果
団体メンバー全員で更新可能な、IT初心者にとってやさしいWEBサイトを作成しました

デジタルデバイドを解消することを目標に掲げ、シニア向けのパソコン・スマホの困りごと相談を、年間約80回実施するインターネットふれあい亭。今までの相談会で培った知見を利用者やスタッフ間で活かしきれておらず、「来亭者情報の管理」「サイトの分担管理」が課題でした。
今回、プロジェクトで目指したものはスタッフみんなで更新できるWEBサイトです。
プロボノチームは団体の活動状況を詳しくヒアリングし、今回は最も運用しやすそうなGoogle Siteを使ってWEBサイトを作成しました。
Googleカレンダーと連携して相談会のスケジュールの管理や、Google Formを使った問い合わせの受付など、ふれあい亭を利用する方と双方向でやり取りのできるWEBサイトを提供することができました。
また、多くの方が使い慣れているLINEを使って日々の活動状況をプッシュ配信できるようLINE友達追加ボタンもWEBサイトに設置することで、団体の活動を身近に感じてもらえるようになりました。

(2023年3月10日時点の情報です)

完成したウェブサイトはこちら(外部サイトにリンク)

プロジェクト成果の“その後”

ハマボノで作ったホームページは、運営メンバー(カレンダー担当、ブログ担当、Lin公式アカウント担当、来亭者情報入力担当など)で分担をして月に数回継続的に更新しています。

入力された来亭者情報は自動で統計処理が出せるので、来亭者の特性(新規/継続、性別、来亭場所、居住地域、相談機種、相談内容など)の統計がすぐにわかるようになりました。これをふれあい亭の総会などで共有し、活動の改善につなげるなど、とても役立っています。
オンラインでも質問や相談を受け付ける想定でホームページの中に連絡フォームも作ってもらいましたが、この利用は残念ながらほとんどありませんが、ブログやHPを見るなど活動を知り、困りごとがあれば来亭してもらっているのではと思っています。
ブログには、来亭者からの質問や、その際の対応についての解説を記録しています。対応した担当者が、ブログを見ることにより、担当者のレベルアップにもつながっているようです。ブログへのアクセスは多いと日に20近く。さらに、ブログを見て、ほかで解決しなかった困りごとをふれあい亭に来れば教えてもらえるかもしれないと思い来亭される方もいます。最近は、初心者向けのIT相談にとどまらず幅広い範囲の相談ができると認識してもらえているようで、以前より高度な質問が増えてきたように思います。

来亭者も増え、担当者にとっても、来亭者にとっても、ホームページがあることでレベルアップにつながっています。

[2024/2/16 ふれあい亭 代表小野様へのヒアリングより]

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